2012/12/24

オフ会で印象的だった事そしてメリークリスマス

,
photo credit: PetitPlat - Stephanie Kilgast via photopin cc

昨日のオフ会で一番印象に残っているのは、自分の回りには似た人が自然と集まり、物理的には近くても全然出会う事もない属性の人がいるという話。それは学歴の違いであったり、国籍の違いであったり、性的嗜好の違い(この表現は問題ない?)だったりする。

だからこそ、それを撹拌したり繋げたりする事が大切というか、そうする事で面白い事が起こるんじゃないだろうかと思う。普通なら出会うはずのなかった人が出会うというのが面白い。Barやジムでもいいんだけど、もっと気軽でフラットなソーシャルメディアはキッカケとして最適なのではないか

すごく頭がいいとか、能力が高いという訳ではなくても、バックグラウンドが違う人と話すと思いもよらない切り口の考え方に出会えるようで、目からウロコ体験をする事が多かった。

それから単に知らなかった分野の話を聞けるという事が新鮮だし、自分の身の回りでは当然の能力(プログラム組めるとか料理が得意とか)を必要とする人がいるという事実。そしてそこで評価されるという経験がセルフエスティーム(自尊心)を高める。小さな成功体験を積めること。

「小さな成功体験」というところがポイントで、フリーランスとしてやってけるような高度なスキルがなくとも役にたてる場があるというのが重要。いわゆるウイークタイズ(弱い絆)というやつですよね。家族でも仕事でもなく、趣味的なテーマで人を集めると多様性が生まれて良いのではないか

そして向上心のある人、人の役に立ちたい人は、発見した自分の強みを伸ばしアウトプットの質を上げていく。小さな成功体験の積み重ねが、素人をすごいアマチュアへと成長させる。

charlieは「ソーシャルメディアは承認は与えるけど自信を与えない」と言っていたけど、それは仲間内で閉じていて外に出て行かないからであって、一歩踏み出せば「コミュニケーションのコストを下げるメリット×小さな成功体験」といういいとこ取りができるのではないだろうか。

こういう事いうと「外に出られない人間をどうするんだ」とか「少しのスキルもない人はどうすればいいんだ」とか言われるけど、自力でどうにかするか、自分がリーダーになれる場所を作るかしてください。としか言えない。母親じゃないしそこまで面倒見られないから。

きっとスイッチはセフティゾーンの外にある。ひとりでもふたりでもいいので、オフ会イベントに参加して「こんな考えの人もいるんだ」とか、「自分にもできる事があると気づきました」とかいう人が出てくるといいなと思います。メリークリスマス(`・ω・´)ノ

夜が明けて幸せな人が一人でも増えていますように。

0 コメント to “オフ会で印象的だった事そしてメリークリスマス”

コメントを投稿

ZenBack