2012/12/22 Sat 阿佐ヶ谷で開催した、文化系トークラジオLifeオフ会のメモを記憶をたどって書いたので公開。
3次会までやって、20名を超える方が参加してくださいました。
年末進行の忙しい中参加してくださった、番組パーソナリティの速水さん、斎藤さん、西森さん、塚越さん、本当にありがとうございました。
第一部 2012年のLifeを振り返る
第二部 Lifeリスナー忘年会
二次会 酒蔵駒忠@阿佐ヶ谷
三次会 Bar Count Zero
※印象に残ったことを書いているのですごいちゃんとした事話してるみたいになってますが、8割くらいは雑談ですよ
----------------------------------------
若い子はエステにさほど興味がなく、今40前後の人が若い頃からずっとターゲットとしてロックオンされている。藤原紀香がキャスティングされてるのはそのせい。
ブレイクすると消費されてすぐ飽きられてしまうので、売れすぎちゃダメ。細く長くコントロールする必要がある
学校で「多様性多様性」と呪文のように唱えるのに、両親と先生しか社会との接点を持たせないというのは笑える。まずロクでもないフリーランスでも連れてきて、「こんなダメな大人でも食えるんだ!マジで?」みたいな経験をさせるべき
大人は楽しいことを隠している
世界はダメ出ししたがる人で溢れている。なので人は「母親」を発明した。血縁関係どうこうの話ではなく、背中を押す役割としての母親。
愛媛県民はみかん嫌い。なぜなら規格外で売り物にならないのを段ボールに何箱も近所から貰うから。食べ切る前に痛んでしまうのも多いし、見るのも嫌みたいな。(僕はみかん好きですけど)
知らないだけで西海岸由来のものは日常に溢れている(マクロビ、ダイエット、ジョギングe.t.c...)元々日本の禅に傾倒したヒッピーが、いいとこ取りでカジュアルにして広めたものを日本に文脈を漂白して輸入して有り難がるって一体何なの・・・
女性の権利、働きやすさなんかを手に入れるためには、女性の団結が必要なのだが、「未婚・既婚、正社員・派遣社員、子供がいる・いない」などのステータスで自ら敵対し分断してしまうのでなかなか難しい。手を取り合うためのいい方法はないのか
仕事の大変さは「仕事というのは大変なものでなければならない」と思っている人たちの、ちょっとした行動が集まってできている。女子の回りの目が、社会の目がそれを許さないみたいなのも自ら作ってるところがあるのでは?無視とかできないもんなの?クールビズのネクタイみたいに
何をモチベーションにハードワークに立ち向かっているのか?本当に働きたくないと思っていた。働く意味を見いだす事がなかなかできず、経済的に困窮しても構わないから働きたくないと思った。
友人が運送会社で働いている。給料は高いので、休みにそのお金で好きな事して楽しそうだけど、休みは週一でかなりのハードワーク。若くて健康で体力がある今だから理想の職場だけど、病気したりと考えると期間限定の理想の職場なのかも。
学生諸君の「ブラック企業恐い、働く意味が見いだせない」は大変よく分かるのだが、大学院に行くなり就職浪人をするなりすると100万円単位でお金がかかる。両親が超裕福なら話は別だけど、親の臑かじってるわけにもいかないよな。というところの折り合いはどうつける気なのか
モチベーションの話とか、理想の職場とかって話は、そこに入れた人に向けた話であって、そもそも土俵に上がれなかった人をどう掬い上げるかみたいな話は見落としがちですよね。本人の能力のせいならまだしも、景気が悪かったとか体が弱いからという人もいるわけだし。
めろん先生の名言集を作りたい。めろん先生はネタ要員と見せかけて、いつも本質を鋭くついていてすごい。「神棚は昔のモチベート装置だった。Amazonで神棚買った。1000円くらいで」を聴いて、同じ神棚を買った。サイリウム差してます
自然と自分と同じバックグラウンドを持つ人が集まる。大卒だと知り合いには大卒者がほとんど。オタクの回りはオタクばっかり。ついその事を忘れて話をしてしまいがち。地方だと大学にいく人の方が少ないという所も多い。
学歴コンプレックスは地方にもあるが、「アッパーな消費をしている私競争」は都会特有だと思う。銀座の一流レストランで食事しましたー見たいなのを喧伝する感覚がよく分からない。謎のソーシャルゲームに踊らされているように見える
ジャンル問わず、専門家とそれ以外を繋ぐ言葉、あるいは翻訳する能力が必要なのではなかろうか。Lifeは噛み砕いた解説を入れてくれるので、知らないテーマでも聴きやすい。TEDの「私に科学を熱く語って!」はオススメ。科学者向けにプロトコルを教えます
本を読んで「意味がないとか、役に立たない」という感想を持った場合、ハズレ本を引いたか、自分に理解する能力がないかのどちらか。見極めるの大事
言論人は太っていた方が貫禄があってよい。とされていたのはいつまでか?みんなワーカーホリックなので、ファンとしては息の長い活動をするためにも痩せてほしいと思うのが本音。「アイツ何ダイエット頑張っちゃってんの?pgr」みたいなことは間違いなく言われるでしょうが。お願い!
Tweetを全力で調べれば、住んでる地域、所属はもちろん、好きな人まで分かる。誰かへのフォローを起点にしての広がりやfavの付け方RTの頻度なども重要。一番盲点なのはList。Tweetは気をつけられても、知らない間に○○大学のListに入れられてたりするのでバレバレ
ソーシャル女子の写真問題。一人でも写りが悪いと取り直し。一緒に遊びに行った人が奇跡の一枚をUPしているのに、普通の写真をUPしたりするとハブられる。デザイン関係ともなると、全員が持ち帰りの上フォトショ、チェックを経て掲載となるとか。そこまでやるか。H崎さんも真っ青
女性は王子様を望み、男性は自らが小人となれる姫としか結婚しない。女性には妥協意外の選択肢はないのか!?
αついったらーは声がデカい
-----2012/12/29追記-----
サブカルオタクをずっとやっていると、色々詳しくなって自分を特別な人間という風に思うようになる。でもある時突然「所詮はいち消費者に過ぎない」という事に気づく。何者にもなれない自分。その絶望からは逃れられない。
変化のスピードが速くなっていると言われるけど、その中にあっても昔と同様にメンター制度は機能するのか。メンターと若者を繋げる仕組みを作るとして、忙しい成功者が若者へのアドバイスに時間を割くメリットってなに?ポイントが貯まったりバッジがもらえたりの子供だましのゲーミフィケーションでは無理だよね。知り合い同士を繋げるならともかく、メンター×アントプレナーのSNSは難しそう
「能力は低いんだけど面倒見のいい先輩」の存在が、救いになる場合と邪魔で邪魔で仕方がない場合がある。その差はどこにあるのか。
社会学クラスタ(特に若い女性)には、あれこれ考えてしまって一歩を踏み出せない「
困ったちゃん」が多い気がする。社会学を学ぶ事でそうなるのか、社会学にそういう人が集まってくるのか。という切り分けは結構大切。
メタ視点を獲得する事は幸せか。
こじらせ女子は希望。
こじらせ女子消費は、こじらせ女子ワナビーを幸せにするか。ほとんどの人は内面化した「女性らしさ」を振り切って「こじらせ女子」で居続けられる程強くはないので、最終的には「恋愛・結婚・子供」といった社会的に重要とされている価値観に回収される。短期的には希望となっても、長期的には不幸になるだけなのでは?
西森さんの女性ファッション誌批評が面白い。Lifeのパーソナリティは男性が多いかつ超優秀な人ばかりなので、共感できない考え方も多い。女性が一人入っている事で多様性が生まれて大変よい。いつもすごい頷きながら聴いている
Facebookのフィードがキラキラしたリア充投稿で溢れていて辛い。とかいうのは、あなたもリア充の世界に生きているから。真の非リアともなれば友達も非リアなので、「読み終えた本」「適当に作った煮物」「今日も家からでなかった報告」といった投稿しか流れていない。なめんな。リア充は爆発すればいいと思う。
----------------------------------------