2013/02/04

食べる事と幸せについて -おいしさとは別の幸せ

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先日行きつけのBarで友人とワイン会をやりました。16種類のワインと、元帝国ホテルシェフによる美味しい料理を、気心のしれた友人と愉しむ。とても素晴らしい時間でした。(オーナーの好意でいただいたヴィンテージモルトは、更にその上をいっていましたが)
とても幸せだったので、ワイン会とはまた別の友人による、食と幸せに関するテキストを紹介します。
「無」を食べる少女は、何回読んでも泣けます。。。

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On the Food
美味しいことは幸せであるが、美味しい以外に食べることによる幸せの回路はないのか。
食のあふれる時代にブレーキをかけるのではなく、曇ったフロントガラスを拭くような、食べることに想像力や彩りを添えるような。そんなWebマガジンです。
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・人生はレストランで飾られなければならない/倉津拓也
ストア派哲学によれば幸福とは倫理的に生きる事であり、単に楽しく生きる事ではない。では単に美味しさを求める以上の価値を見出すのに必要なものは何か。

・「無」を食べる少女/北川拓也
食べるという事は、単に動物的な空腹の解消のための欲求だけではなく、母親や恋人の作る食事を食べたいというような愛の要請でもある。少女は生き延びる事より生の質を優先するがために、「無」を食べ、静かに抗議する。

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photo 20130120_WiRE:Dワイン会

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