2013/02/24

アニメ別古参の対応の違い

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JOJOはにわか知識で語っても笑って突っ込んで貰える。

ガンダムはにわか知識で語ると重箱の隅までつつかれて面倒この上ない。

ファイブスター物語はにわか知識で語ると相手が「あれそんな設定あったのか…」と困り顔で資料を漁りだす。

ボトムズをにわか知識で語ると右肩を赤く塗られる。

@averade
http://topsy.com/twitter.com/averade/status/220783177835360256


コミュニティがすごい盛り上がっている時は中にいればすごく楽しいんだけど、一方で新規参加者のハードルは上がる。
そこで「あなたも入ってきていいんだよ」というメッセージを伝える何かがあるかどうかで、息の長いコミュニティになるかどうかが決まる。
地縁や血縁で成立つコミュニティなら強制的に参加する事になるのであまり考える必要はないけど、「趣味」とか「志し」なんかで作られたコミュニティだと意識的になる必要があるんじゃないかなと思う。

デレク・シヴァーズの「社会運動はどうやって起こすか」では、一人目のフォロワーが、踊るバカをリーダーに変える。という点が強調されていた。次はその先「ある程度のムーブメントができた後に、それをどうやって維持・拡大するか」という問い対するシンプルな答えが必要なんじゃないかな。と、このTweetを見て考えました。

教祖と信者モデルの罠にハマるのは避けたいですよねー。
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2013/02/22

夜遊びと神話的世界

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2013年2月24日放送の、文化系トークラジオLifeのテーマは「夜遊びのゆくえ」
あまり興味のないテーマだなーと思っていましたが、矢野利裕さんのBlogを読んで、俄然興味がわきました。

昼の人間関係をリセットする「神話的世界」としての夜の遊びですね。そう考えると、必ずしも夜の遊びだけが夜遊びではないのかもしれないな。なんて事を考えたり。

このBlogにもあるように、PLANETSは必読ですね。「昼の世界と夜の世界」とか、「日本にはイヴニングがない」とか。放送前に読み返そうと思います。
放送が楽しみですね。

夜遊びと神話的世界/ヤノ・オン・ウェブ
夜遊びのゆくえ(予告編)/文化系トークラジオLife
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2013/02/11

フローレンスに寄付しようと思って考えた事 -費用対効果の範囲と寄付の習慣-

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NPO法人の、フローレンスの活動に注目しています。
フローレンスは、子供が風邪を引いたりして看病が必要な時に一時的に子供を預かる「病児保育」という分野で注目されている若いNPOである。代表の駒崎氏がとても面白く、twitterでフォローしているし、ブログもこまめにチェックしている(最近はテレビにもよく出演されているので知っている人も多いかもしれない)今だに「標準家庭」を基準とした保育行政は明らかに間違っていると思うので、彼の活動は本当に素晴らしいし価値のあるものだと思う。

フローレンスのホームページによると、ひとり親家庭にもフローレンスを利用してもらえるよう、サポート隊員(寄付会員)制度というものがあり、月1050円から支援することができる。クレジットカードで簡単に支援することが出来るし、一日あたりの負担金額は、たったの35円である。興味があれば寄付をしてみてはいかがだろうか。



と、いかにも意識高い感じの記事であるが、話はここで終わらない。実は、フローレンスに寄付をしたことがないのである。駒崎さんがテレビで熱く話している姿を見て好感を持っているし、著書は何冊か読んでいて主張には同意することも多く、応援したいと思っている。それでもなかなか「寄付する」ボタンを押すことが出来ない。

すでに書いたとおり、月にたった1,050円である。年間にして12,600円と考えると少し高いが、払えない金額ではない。「Hulu(12,000円/年)」には加入しているし、「津田大介メールマガジン(7,680円/年)」を購読し、「ゲンロン友の会(10,500円/年)」に入会していることを考えると、定期購読的なものに抵抗があるわけではなさそうである。

色々考えた結果、自分の費用対効果の「効果」の中に、寄付はまだ含まれていないのだと気がついた。一言でいえば、損した気分になるのである(費用に対する「効果」が返ってこないように感じられて)。だから「寄付する」ボタンを押すことができない。
つまり、「まったく見ず知らずの人のために寄付をする」というのは「費用対効果の許容度」を超えている。(範囲の外にある。と言った方が正確かもしれない)


「自分がそれを直接利用することがなかったとしても、セーフティネットを広げ、弱い人に優しい社会を作ることは、回り回って住みやすい社会を作る事になる。」
という考えは理解できるものの、なかなか身銭を切ることができない。
お金は1万円であれば1万円分の、食べ物なり、電化製品なり、サービスなりと交換する事ができる。どうしても1万円を寄付する事による、交換のイメージが浮かばないのである。。。

モノそのもの(車とかハイブランドのバッグとか)が重要。という価値観は卒業しているし、モノは少なめに、経験に重きを置きたいという風に考えてはいるものの、自分の費用対効果の範囲は思ったより狭いのだなという事を知った。

----- ここまでが2012年の末に書いた事 ------↑

(下書きだけして公開しなかったので)

↓----- ここからが2013年2月に追記したこと ------

費用対効果という言葉の範囲を少し広げる。

自分にもできる事として、「自分のため」だけではなく、「親しい人を喜ばせるため」にお金を使う事をやってみようと思って、おすすめの書籍やメイド服をAmazonで贈ったりしています。
googleの20%ルールの、お金の使い方版みたいな事ですね。
少し悩みはするものの、3000円寄付するよりは、3000円のプレゼントを贈る事の方が抵抗がありません。
思いのほか喜んでもらえるので、次は何がいいかなといったワクワク感もあります。(裏があるんじゃないのかと勘ぐられる事もたまにありますがw)


そしてついに・・・

この記事を書くのためにフローレンスのWebサイトを見ていたら、「ふくしまインドアパーク」という東北支援活動のページをみつけました。
フローレンス本体には継続的な寄付しかありませんでしたが(2013年2月現在)、こちらでは継続的な支援のほかに一回限りの寄付ができるようです。
これなら気軽にできると、試しに1000円寄付してみました。(決済ボタンを押す手はプルプルしていましたが・・・たった1000円なのにw)

小さな成功体験の積み重ねが少しずつ活動範囲を広げていくように、「費用対効果」の範囲も少しずつ広げることができればいいなと思っています。

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フローレンス
ふくしまインドアパーク
グラハム・ヒル「ものは少なく、幸せは多めに」



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2013/02/10

【読書メモ】PLANETS 8『食べログ』の研究 -外食文化とコミュニケーション

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この記事は、PLANETS 8に掲載された「『食べログ』の研究」の読書メモです。




ネットがblog→twitterとライトな方向に流れているように、食に対する考えもデフレ以前以後で変わってきている。それを分かりやすく示すのが、美味しんぼ/孤独のグルメという、料理漫画の違いである。食べ物にまつわる蘊蓄を饒舌に語る山岡士郎と、「俺はまるで人間火力発電所だ」という全く意味不明なコメントをする井之頭五郎。ここから見て取れるのは、言わば「意味」から「実況」への変化とでもいうべきものである。

食べログはレビューの際に最低300字という条件を設けており、140字以内という制限を設けるtwitterとは真逆である。そこには食に対する食べログの意図が明確に表れている。事実レストランに足を運び熱心にレビューを書くのは40代以上を中心とするデフレ以前の世代であり、20代、30代の若者は店を探すのに利用するだけでほとんどレビューは書かない。そこには「レビュアー会員/その他のユーザー」という二重構造が生じている。

コストパフォーマンス重視で言わば「動物的」な若者の傾向を苦々しく思っているレビュアー会員もいるものの、レビュアー会員が見つけた隠れた名店をライトユーザーが広めて人気店が生まれる例は多く、食べログのアーキテクチャは意外とうまく機能しているようだ。
2人のレビュアー会員と1人のゲスト会員のインタビューが素晴らしく、登録無しで近くのお店を探すライトユーザーの私でも「食べログ」がどういうもなのか理解する事ができた。

食べ歩きが好きな人や、文化史に興味のある人、食べログがどんなものか興味があるという人には、一読をお勧めしたい。
出会い系としての食べログにも触れられているので、若い女の子と出会いたい食通のおじさんにも強くおすすめする。
この「『食べログ』の研究」を読むためだけにPLANETS 8を買っても損はないと断言できる、充実のレポードである。


おまけ

先日の関西クラスタの読書会で、「五郎さんはなぜ孤独なのか」という面白い話を聞いた。
"孤独のグルメの五郎さんがなぜ孤独なのかというと、下戸で酒が飲めないために、食のコミュニケーションに参入する事ができないからである。しかし最近は酒が飲めなくても許されるので、昔とはすこし事情が違ってきている。
食べログがレビューによるレストランの試食を可能にすることで「いい店を知ってるやつが偉い」というルールを変えたことは外食文化に大きな影響を与えた事は間違いない。同時に食におけるお酒に対する考えや,役割の変化も外食文化を考える上で重要なのではないか。"

そういう話だと思って疑問に思った事はなかったので、「五郎さんはなぜ孤独なのか」という問い自体がとても新鮮だったけど、お酒好きとしては、「食とコミュニケーションと酒」というのはとても面白いと思いました。ただ、下戸であるために会社の飲み会でのコミュニケーションから疎外される事はあったとしても、個人的な友好関係でそこまでのことはないのではないかと思いました。会社での関係が大きなウェイトを占めていた、少し前の世代のコミュニケーション。という話であれば、その通りなのかもしれませんが。

スコッチウィスキーが好きなのでBarに通っていますが、下戸でロングカクテルを1,2杯しか飲まないお客さんもいますし、全くお酒が飲めなくて紅茶やコーヒーしか飲まないお客さんもいます。Barというのは、あくまでお酒とバーテンダーが媒介する交流の場であって、お酒そのものよりもそこで発生するコミュニケーションの方が主だったりします(オーセンティックなBarはお酒が主で、お客同士のコミュニケーションはあまりありませんが)。そしてお酒が主だとしても、居酒屋のような飲み方をする人はおらず、居心地のいいものです。お酒が苦手な人がBarに抱いている排他的なイメージは、現実とはすこし違っているかもしれません。
お酒を飲めない人も楽しめる食事の場や、コミュニケーションできる空間設計という話はとても興味がありますが、ともすれば「会社のタバコ部屋で全てが決まるのはけしからん」というふうな議論になりがちで、その点には疑問を覚えます。

ルサンチマンからはじまる連帯では、広がりが生まれないように思うのです。


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京都にいってきます。

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京都にいってきます。

2012年の11月、大学の友人の結婚式で大阪に行った時に、少し勇気を出して会いにいった関西クラスタに、再び会いにいきます。

彼らは株式会社ゲンロンの発行する、思想地図βという本の読者によって作られた人文系のコミュニティで、読書会などのイベントの開催やPodcastの配信など、精力的に活動しています。
その時の記事はこちら。

実際に話をしたのは2〜3時間でしたが、その後もTwitterやFacebookでやり取りが続いています。2012年の10月から文化系トークラジオLifeのオフ会イベントを開催していますが、関西クラスタを密かにお手本、ライバルと思って活動しています。
活動目的や思想は若干違っているのですが、比較対象があることで見えるものはたくさんあるので、とても刺激になっています。

全くのノープランで、GACCOHに行って何をするのか決めていませんが、(というか誰がいるのかすら知らない....)普段東京ではしないような話をたくさんして来ようと思っています。

前回会った時の事だけをみても、仲良くなれた事は針の穴を通すような奇跡的な確率です。これまでの人生とかを含めて考えると、信じられないほど複雑なバラメータの一致の上に今の自分が、人との関係があります。僕は運命論者ですが、それを差し引いてもこれまでに出会った人、これまでに起こった出来事に意味を感じずにはいられません。

文化系トークラジオLifeや思想地図βがという共通の話題がキッカケで出会い、TwitterやFacebookでコミュニケーションを取って、リアルで会いに行く。いかにも2013年の今だから。という感じですね。

関西クラスタのみなさん、お会いするのを楽しみにしています。
それでは、よい週末をノ

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photo credit: JasonLangheine via photopin cc
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2013/02/09

【読書メモ】高校生からのゲーム理論

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P111 離脱・発言・忠誠
100件のレストランと顧客

妻が口うるさいのは、退出というオプションのコストが高いから。
彼女なら別れるという選択を取る事ができるが、恋人と別れるように離婚はできないので口を出すしかない。
親が子供に対して口うるさくなるのも同様の理由から。
親は親をやめる事ができない。


p148 原因⇨結果 と 前提→帰結の混同
原因⇨結果 と 前提→帰結の混同。火⇨煙の帰納には論理的必然性は必ずしも必要ではない。なぜなら「火がついている」と「煙が出ている」という別々の事象を経験から結びつけただけにすぎない。朝になると太陽が昇るという事でさえ、これまでの経験上そうだったというだけであり、論理的根拠があるとは言えない。






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2013/02/08

感動するコピペ(゚Д゚)ゴルァ!

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どうしてがいつもダイエットしてる時に(・∀・)ニヤニヤと見つめやがりますか(゚Д゚)ゴルァ!
どうして私が悪いのにケンカになると先に謝りますか(゚Д゚)ゴルァ!
どうしてお小遣減らしたのに文句一つ言いませんか(゚Д゚)ゴルァ!

どうして交代でやる約束した洗濯をし忘れたのに怒りませんか(゚Д゚)ゴルァ!
どうして子供が出来ないのは私のせいなのに謝りますか(゚Д゚)ゴルァ!
どうして自分が体調悪い時は大丈夫だと私を突き放して私が倒れると会社休んでまで看病しますか(゚Д゚)ゴルァ!

どうして妻の私に心配掛けたくなかったからと病気の事を隠しますか(゚Д゚)ゴルァ!
おまけにもって半年とはどう言う事ですか(゚Д゚)ゴルァ!
長期出張だと嘘言って知らない間に手術受けて助からないとはどう言う事ですか(゚Д゚)ゴルァ!

病院で俺の事は忘れていい男見つけろとはどう言う事ですか(゚Д゚)ゴルァ!
こっちの気持ちは無視ですか(゚Д゚)ゴルァ!
正直、あんた以上のお人よしで優しい男なんか居ませんよ(゚Д゚)ゴルァ!

それと私みたいな女嫁にすんのはあんた位ですよ(゚Д゚)ゴルァ!
もう一つ言い忘れてましたが私、お腹に赤ちゃん出来たんですよ(゚Д゚)ゴルァ!
あんたの子供なのに何で生きられないのですか(゚Д゚)ゴルァ!

そんな状態じゃ言い出せ無いじゃないですか(゚Д゚)ゴルァ!
それでも言わない訳にはいかないから思い切って言ったら大喜びで私を抱きしめますか(゚Д゚)ゴルァ!
生まれる頃にはあんたはこの世にいないんですよ(゚Д゚)ゴルァ!
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2013/02/04

食べる事と幸せについて -おいしさとは別の幸せ

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先日行きつけのBarで友人とワイン会をやりました。16種類のワインと、元帝国ホテルシェフによる美味しい料理を、気心のしれた友人と愉しむ。とても素晴らしい時間でした。(オーナーの好意でいただいたヴィンテージモルトは、更にその上をいっていましたが)
とても幸せだったので、ワイン会とはまた別の友人による、食と幸せに関するテキストを紹介します。
「無」を食べる少女は、何回読んでも泣けます。。。

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On the Food
美味しいことは幸せであるが、美味しい以外に食べることによる幸せの回路はないのか。
食のあふれる時代にブレーキをかけるのではなく、曇ったフロントガラスを拭くような、食べることに想像力や彩りを添えるような。そんなWebマガジンです。
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・人生はレストランで飾られなければならない/倉津拓也
ストア派哲学によれば幸福とは倫理的に生きる事であり、単に楽しく生きる事ではない。では単に美味しさを求める以上の価値を見出すのに必要なものは何か。

・「無」を食べる少女/北川拓也
食べるという事は、単に動物的な空腹の解消のための欲求だけではなく、母親や恋人の作る食事を食べたいというような愛の要請でもある。少女は生き延びる事より生の質を優先するがために、「無」を食べ、静かに抗議する。

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photo 20130120_WiRE:Dワイン会
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2013/02/03

僕の未熟な写真講義 -フィルムカメラとデジタルカメラの違い

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ひとつ前の記事、僕の未熟な写真論 -僕は平気なんですに引き続き、「写真には興味があるけど、一眼レフカメラは高いし・・・」と思っている方向けの写真講義を。
おすすめは、とりあえず手持ちの道具で写真を撮ってみる事。

それでは始めましょう。

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写真に興味がある人は「一眼レフは高いから」と言ってないで、コンデジでも携帯のカメラでもいいから写真をたくさん撮るといいです。カメラそのものの扱い方以外の部分の占めるウェイトってかなり大きいと思います。
写真が上手くならない一番の理由は、撮影枚数が少ないからだと思います。イベントに出かけても撮影枚数が10枚とか20枚とか。デジカメの一番のメリットは現像代がかからず、100枚でも1000枚でも撮影できる所です。形が変わらないので忘れがちですが、フィルムカメラとデジタルカメラは全くの別物です。レコードからCDに変わってから、アルバムを最初から通して聞かなくなったように、写真の撮り方も変わります。

たくさん写真を撮ろうとした時に一番の足かせになるのが、「かっこいい写真」を撮ろうマインドです。言うなれば「心のブレーキ」みたいなもので、完璧な構図を求めてなかなかシャッターが押せません。内容もキメ顔の友達の写真とか、キレイに撮れて当たり前の風景とかつまらいものになりがちです。

そこで、「2時間のイベントなら100枚以上」といった制限を設けて、とにかくたくさん撮影する事をおすすめします。たくさん撮っていると、うまく撮れた写真/撮れなかった写真の違いが何か考えたり、オート撮影に限界を感じたりと、いろいろ気がついて勉強したくなります。


一番いいのは一眼レフカメラをレンタルして、友達の結婚式やLIVEを撮影することです。真剣にならざるを得ませんし、友達の喜ぶ顔を見るのは嬉しいものです。思い出アーカイブとしての写真に価値があるので、オートでパシャパシャ撮ればいいんです。極論すれば、ピントさえ合ってればいいんですよ。
失敗してもいい、少し背伸びの必要な環境を自ら作り出てし、そこで精一杯努力する。一番効果的な修行の方法です。そこで楽しい、もっと上達したいと思えば、どんどん活動の範囲を広げたり、アウトプットの質を高めたりする方法を考え、実践します。毎回少しずつ、少しずつハードルを上げていきます。
僕のカメラ歴は、まさにこれを地で行く感じです。

外へ出かけていって、とにかく写真をたくさん撮りましょう。
それでは素敵なカメラライフを!

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僕がどういう経緯でカメラを買ったか興味のある方は、こちらの過去記事をご覧ください。人生はボートを漕ぐようなもの。
2011年を振返って 

カメラレンタルについて。
キャンペーン商品なら2泊3日で1000円程度。それでなくても5000円以下でレンタル可能です。
カメラレンタルの「レンタルボンバー」

オートモードを卒業するための基礎知識
デジタル一眼レフカメラの基礎知識


----- 関連記事
僕の未熟な写真論 -僕は平気なんです
2011年を振返って
アマチュアとプロフェッショナルの違い
Read more →

僕の未熟な写真論 -僕は平気なんです

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「窓は風景を切りとる装置である」というYKK APのCMがとても好きで、写真を撮る時も「カメラという装置でどんな風景を切りとるか」そんな事を考えている。カメラが窓と違うところは、窓をどこに設置するかを選べるところと、その風景のどの瞬間を切り取るかを決定できるところである。

無限のかのように広がる空間のどこに窓を設置するかという「横軸」と、通り過ぎれば二度と取り戻せない時間という「縦軸」。同じ人の笑った顔であっても一つとして同じものはなく、チャンスは一度きり。場の流れと雰囲気を予想して先回りしてカメラを構え、縦軸と横軸の交わる瞬間を静かに待つ。

ブツ撮りや風景写真、照明や衣装を作り込むスチル撮影にあまり興味が向かない理由はそこにあって、いうならばライブカメラマンをやりたいのである。昨晩Tweetしたように、すべての写真は僕の視点であり、記憶であり、感情と思い出は自分の写っていない写真にこそアーカイブされる。

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なんでこんな事を考えたかと言うと、下のtweetからの派生ですね。


まあこんな理由を伝えても仕方がないし、せっかくの気遣いを断るのも悪いので、「いやー写真苦手なんでいいんですよ。自分は写らなくても」とかいながらもフレームに収まるんですけど(笑)

いつも気を遣ってもらってありがとうございます。

----- 関連記事
2011年を振返って

----- 追記
友人からこんなコメントが届きました。
その視点はなかった。というか人の記憶に残りたいとは思っていないのかも。

君が画像をアップした時から、その画像は君の視点からみんなの視点に変わるんだ。
だから、君も写っていないとダメなんです。
Read more →

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