2012/11/18 日曜日の、大学の友達の結婚式のため、神戸へ。
関東に住んでいるので、神戸までの交通費+宿泊費+ご祝儀って考えるとやっぱり悩む訳ですが、久しぶりに大学時代の友人に会ういい機会だと思って参加することにしました。
そして、旅行の手配をしながら頭に浮かんだのは「関西クラスタに会って話を聞きたい」ということ。
【説明しよう!】
関西クラスタとは、株式会社ゲンロンが発行している雑誌「思想地図β」の関西の読者が企画している集まりで、読書会を開催したり、バーベキューをやったりと活発に活動していることで有名。(東さん曰く、「やつらはマジリア充。思想界ではあるまじき事」)
10月から「文化系トークラジオLife」のオフ会を企画しているので、コミュニティを盛り上げる秘訣とか、面白いイベントについて教えてもらいたいと思ったのと、僕自身も東浩紀氏をフォローしていて「思想地図β」読者でもあるので、単に話をしたいというのもあった。
【以下、関西クラスタに出会うまで。ダラダラ書いても退屈なので箇条書き形式で】
・まったく面識はなくツテもなかったのでどうしようかなーと思っていた。
・とりあえず関西クラスタの代表のコロンブスさん(@columbus20)のTwitterをチラ見。
・Lifeオフ会告知TweetをRTしてくれているのを発見。
・これはチャンスとばかりにリプライを送る。
・何度かTweetでやり取りをする。
「東京でLifeオフ会やってるので、活発に活動している関西クラスタに注目してる」とか
「関西クラスタのアジトのGACCOH行こうと思ったけど、京都で遠いからあきらめた」とか
「日曜に神戸で友達の結婚式で月曜に帰るんです」とか
・コロンブスさんから「日曜は予定ないから、神戸まで行きますよ」という神のようなTweetが届く。
・そして、Lifeオフ会...
2012/11/30
2012/11/28
Life感想戦「"わくわくできる未来"を求めて」未来の教育(2012/11)
【未来の教育についての話(外伝Part3)】
電子教材の導入と教育の電子化はよく混同されるが、別物。教科書をiPadに!とかいうのは前者で、その前にもっとやる事があるというのは完全に同意。
プリントや連絡網をメールでとか、グループウェアで教師間の情報共有なんて今すぐにでもできそうなのに
情報のシェア、教材のシェアで教師のアイデアの価値が下がる話と、個人指導の可能性の話は別々に語られていた気がするけど、そこはつながる話のような気がしていて、一人が作った優秀な教材を使う事で準備にかかる時間を圧縮して、その分を個別指導に回す方が効果が上がる気がする
もっと言えば授業は全部YouTubeにアップしてあって、宿題として予習してきてもらう。
そして今までの宿題を授業中にやる。
いちいち計算や用語の説明を板書する必要がないから、その時間を個別指導に回せる。
そういう事をやり始めた時に教育の電子化ができていると、生徒が予習の動画をどこまで消化したかが把握できたり、解答にかかる時間が平均より長い生徒を簡単にフォローできたりという、大きなメリットが生まれる。
それに加えて、完璧に理解している子供を先生にした教え合いをする事ができるようになる。
「教える事で理解を深める」という理想的な体験の機会を生徒に提供することができる。
教室内に限る必要はどこにも無いので、学校中、日本中、世界中(言葉が通じれば)で一緒に学ぶことができる。
そういう所に目が行かずに「教育の電子化=無味乾燥な教育」って話になるのは、現在の教育の延長線上で未来を想像してしまうからなのではないかと思う。
(単純な教科書の電子化とか、みんながパソコンに向かって静まり返った教室とか)
まずは黒板と教壇のない未来の教室を想像する所から始めてみたら面白いんじゃないだろうか
ちょっと休憩
こんなにあれこれ言いたくなるのは教育に一言あるからではなくて、未来はすぐそこまできているのにそれを活用する気がない事に苛立つからなんだろう。デジタル=冷たい、アナログ=暖かいとか言ってる人は(以下自粛)
教材のシェアでアイデアの価値が下がるという話も、優秀な先生の定義が間違ってるから出てくるのだと思う。
教育だと何故かややこしくなるので仕事で考えてみる。
働く人には「普通の人」「優秀な人」「本当に優秀な人」の3種類がいる。
外伝3で割り込んで話したように、「優秀な人」は問題を解決する事で自分の価値を高める。(例えば会計処理の電子化など)
「優秀な人」はそこまでで終わるんだけど、「本当に優秀な人」はその成果を周囲の「普通の人」にシェアする。それによって一度自分の価値は下がるんだけどあえてそれをやる。
その後に「新たな問題を解決して、成果をシェアする」というサイクルを何度も繰り返す。
なぜなら組織としての能力を上げる事で、自分にしかできない仕事に打ち込む環境が作れるということを理解しているから。
ずっと新しい問題を解決し続ける事はできないかもしれないけど、真っ当な組織であればその働きを評価する仕組みになっているはず。
少なくとも周りの人からの信頼や尊敬は得られる。
そこには「簡単な事は標準化して誰でもできるように、それができない難題は時間をかけて全力で取り組むべし」という価値観が存在する。
教育においては標準化の考え方がない(あるいは教育では不可能と思っている)から"俺流教材"を独自に開発し、生徒に分かりやすく教えられることが優秀な先生の定義になっているのではないかと思う。
TED...
2012/11/23
【書評】ウェブで政治を動かす 津田大介
津田マガ購読して活動を追いかけているので、紹介されている事例のほとんどは既読で目新しさはあまりなかった。しかし大幅に加筆したという終章は、Webと政治のこれからの可能性と津田さんの思いが詰め込まれていて、これだけでも読む価値があると思う。
ウェブで政治を動かすに当たっての一番の問題は、「Webを使ってない人をどうやって巻き込むか」に尽きると思う。それに比べれば、仕組みをどう作るか、法律を変えるにはどうするか、デマや炎上をどう防ぐかみたいな事は些細な問題に過ぎない。
単なるデジタルデバイドなら教えればいい。でも「血の通ってないデジタルなど信頼できない」「マスメディアこそが公器の器であり、Webメディアは3流」みたいな思考を止めない人達をどうすればいいのか考えてしまう。
教えればいいだけとは言ってもパソコンやWebはまだまだ難しすぎると思うので、テレビくらい簡単に使えるようなユーザーフレンドリーな方向に進化してほしいと思う。とりあえずキーボードとマウスを使ってる内は、Webによる明るい未来なんて夢のまた夢の話だ
まとめると、「マスメディアとWebを両輪で考える事ができる」人を増やすためにも、5万部の壁突破目指して「ウェブ動」をレコメンドしましょう。って結論になりますね。応援してます!
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2012/11/19
Podcastを2倍速で聴く方法

iPhoneやiPadにはPodcast専用アプリが用意されています。
再生速度の変更、スリープタイマー、シェアといった便利な機能が用意されているのですが、目につかない所にボタンが隠れていて分かりにくいので、使い方を紹介します。
※ダウンロードがまだの方は、こちらからPodcastアプリをダウンロード
Podcastアプリを起動する
Podcastの再生画面へ移動
右上の「再生中」をタップして再生画面へ移動します。
一画面目の説明
一番下に音量調節
左から、前のPodcast、10秒戻る、再生/一時停止、30秒進む、次のPodcast
再生ボタンの少し上をスライドすると、隠された画面が現れます
左から、シェア、再生速度の変更、スリープタイマー
その下のシークバーでどこを再生しているかがわかります
シェアボタン
・メールで送信
・メッセージで送信
・Twitterで共有
・Facebookで共有
再生速度の変更ボタン
真ん中の「1×」となっているところをタップすると再生速度が変更できます。
・1/2倍速
・1倍速
・1.5倍速
・2倍速
・3倍速
スリープタイマー
特に倍速再生はオススメです。
これで時間がないからと聴くのをためらっていたPodcastもガンガン消化できますね。
いきなり2倍速は厳しいかもしれませんが、1.5倍速なら意外と聞き取れます。
1/2倍速再生は、語学学習に役立つのではないでしょうか。
紹介に使用したPodcastはこちら「文化系トークラジオLife」
関連記事:iTunesで配信が終了してしまったアーカイブをiPhoneで聴く方法
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2012/11/13
過去放送分のPodcastをiTunesに登録する方法

iTunesで配信されているPodcastは最新10件までで、それ以前の放送は番組Webサイトからダウンロードして聴くことになります。
ダウンロードしてiTunesに登録する手順をまとめたので、公開します。
(注意:Macを使用していますので、Windowsユーザーは適宜置き換えて読んで下さい)
mp3ファイルのダウンロード
「〜をダウンロードする」をクリックするとオーディオプレイヤーが開き、ストリーミング再生が始まります。
保存するつもりがなく、家で聞く場合はこれで問題ありません。
ダウンロードリンク(緑色、下線付き)
クリック後、音声が再生される
ダウンロードしてiPod,iPhoneなどで聞きたい場合は、右クリック→リンク先を別名で保存します。
保存先として指定した場所に、mp3ファイルとして保存されます。
ダウンロードリンクの上で右クリック
保存先を指定する
mp3ファイルのリネーム
mp3ファイルは英数字のみのファイル名となっていて分かりづらいので名前を変更します。
LifePodcastのネーミングルールは、下記のようになっています(2012.11現在)。
【予告編】2009年01月25日Part0(予告編)「未知との遭遇2009」
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2012/11/08
Life感想戦「うれしはずかし文化的初体験」その4(2012/10)

【ネット時代の音楽の消費についての話】
「ネットで検索して時系列を無視して知識を深める事ができる」という話で、佐々木さんは「”ちゃんとした人”は順序関係を後追いで調べるんだろうけど」という表現をしているんだけど、"ちゃんとした"ってなんだろう。
「歴史を押さえる」という文化系の人々の常識は、いつまでも常識のままなのか。
映画や書籍は違うかもしれないけど、こと音楽に関しては認識が変わってきているというか、そもそも意識もされなくなっていくような気がする。
iTunes/Youtube時代では全ての音源が同列に扱われるので、Beatlesの次にColdplayが、尾崎豊の次に平井堅が再生されるみたいな事が当たり前のように起こる。
つまり、全ての楽曲は現在に所属する。
生まれた頃からiPodがあれば、音楽を聴きながら歴史を意識する事は減るんじゃないか。
レコードからCDに変わってアルバムを通して聴く文化が薄れたように、CDからシリコンオーディオプレイヤーに変わる事で、歴史を意識して音楽を聴くという文化も薄れていく可能性があるのでは。
それを今は「動物化」と呼ぶのかもしれないけど、おっさんガンダムオタクが敬遠されるように、「あいつ音楽史とか語ってマジださくね?」みたいな時代が来るのかもしれないと思い...
2012/11/01
Life好きのマスターのいる店、Bar Count Zeroに行って来た(その2)

前回お邪魔したときのツイートを見てリプライをくれたLifeリスナーと、再び新宿三丁目の「Bar Count Zero」にお邪魔してきました。
Lifeを知ったきっかけや、文化系の入り口の話、サイボーグになりたい話なんかで盛り上がりました。
Lifeクルーのみなさん程どっぷり文化系という訳ではないので、結局「はっきりこれが私の文化的初体験だ!っていうのはないよね」という結論になりました。
10/31だったこともありみなさん仮装をされていたので、あのネコ耳をつけさせてもらいました。
ニコ生超会議で津田さんや東さんが着用したことでも有名ですね。
あのネコ耳↓
額と耳にセンサーをつけるのですが、意外ときっちり反応します。
例えば本を読むとページをめくるたびに耳が動くし、リラックスしてるときに店のドアが開くとバッチリ反応していました。
重さのせいかモーターによる振動のせいなのか、疲れてきて30分くらいで外してしまいましたが思いのほか楽しかったです。自分からは見えないのが残念ですが・・・
マスターが言うには、脳波ネコ耳を付けることによっていつもは存在しない情報のレイヤーが追加されるのが面白いとの事。
普段は「言葉」「表情」「ジェスチャー」などを頼りにコミュニケーションを試みますが、(正確さがどれくらいかは置いとくとして)そこに脳波の状態が可視化されることで、「さっきまでリラックスしてたのに、ワセジョの話を始めたとたんに耳が動き始めた(例えです」とか「プロレスの話を真剣に聞いてるように見えるけど、耳がぜんぜん動いていない(例えです」という感じになるので、見透かされてる気がして言い訳がしたくなるという。
お店には一つしか置いていないので一方的に情報が開示されてどうしても不公平な感じになりますが、話をする人全員で装備すると場も盛り上がるだろうなと思いました。対談イベントにはうってつけなのではないでしょうか。(そういえば黒幕が誕生日プレゼントに貰ってましたね)
そうこうしている内に黒幕から「1杯飲んで帰ります」ツイートが来たので待っていると、斎藤さん速水さんほかLife関係者が来店。Bar...
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