消費者は「ニューラグジュアリー購入」に向かうようになってきている。いくつかの消費カテゴリーのなかで、これはこだわりたい、これは自分のスタイルを表現できると感じたものに対しては喜んでプレミアムを支払い、それ以外のカテゴリーは安物で済ませる。といった消費行動が目立つ。
下記の大項目4つがラグジュアリー
自分を大切にする
自分のための時間の確保
- バスソルト、アロマキャンドル
- 高級オーディオ、映像システム
時間の有効活用
- 外食
- 食洗機、乾燥機能つき洗濯機などの家電
- 家事代行サービス
心と体の癒し
- 高級食材を扱うスーパーマーケット
- エステ、スパ
- ヨガ、スポーツジム
自分へのご褒美
- 最高の気分でいることは権利であり義務であるという考え
- 自分へのご褒美消費を通じて「自分にはそれだけの価値がある」ことを再確認する
人とのつながり
魅了
- 美容整形、歯科矯正、歯のホワイトイニング
- シグナルとしての衣料品、宝飾品、ガジェット、車
家族の絆
- 家族のつながりを円滑にするためのモノの利用
- 子供向けの教育イベント、文化イベント
所属
- 仲間とのつながりのための消費
- 高級ワイン、高級レストランでの食事、特定ブランドの服
探求
- 旅行(ただし単なる休息以上の学びや知的好奇心を満たす体験を含むもの)
- ワイン、料理などに対する深い知識を求める
独自のスタイル
- 特定のブランド、特定の製品タイプを選ぶことによるシグナリング効果を重視する
- シグナリング効果による人とのつながり
モノによる差別化は旬が過ぎていて、体験を共有することや何かを学ぶことでのシグナリングが有効という判断が強まっている感じはしている。読書・読書会ブームもそう言う流れじゃないかな。お金がないからそっちに流れているだけなのかもしれないけど
2004年の本でちょっと古い感じはあるけど、ナパバレー躍進の話が読めて面白かった。もやしもんでも紹介された、フランスがブランドディスティングでアメリカに惨敗して阿鼻叫喚ってエピーソードにいたるまでのナパバレーの歩み的な話
2004年の本でちょっと古い感じはあるけど、ナパバレー躍進の話が読めて面白かった。もやしもんでも紹介された、フランスがブランドディスティングでアメリカに惨敗して阿鼻叫喚ってエピーソードにいたるまでのナパバレーの歩み的な話