近日中にkindleに速読機能が実装されるそうです。
詳しくはこちらのAmazonのサイトをご覧ください。
Word Runner Read Faster, One Word at a Time
本を読むのにかかる時間の大半は、文字を追うための目線の移動によって占められているので、1単語ずつ、センターをそろえて表示することで「読むこと」に集中できる
という単純明快なものです。
面白いのは、いわゆる速読とはアプローチが全く異なるということです。
目線の移動という物理的な無駄を省いているだけなので、特殊なトレーニングも必要ないし、内容は理解できているのか?という心配も不要です。
2014年にバズったgigazineの記事で、この機能の元となったと思われる「Spiritz」というサービスが紹介されています。こちらを読めば、どういう理屈なのかスッキリ理解できると思います。
単語が目に飛び込んできてすごい速度で文章を読めるようになる「Spritz」
肝心の対応端末ですが、現在の発表では下記の通りとなっており、多くの方がお使いのiOS端末への対応はまだ先のようです。私の一押しのPaperwhiteが未対応なのは残念ですね。
Fire tablets
Kindle for Android
そしてご想像の通り、対応言語は英語のみとなっており、日本語への対応は期待薄です。。
サービス開始はまだ先のようで、サイトにも具体的な日時の記載もありませんが、英語で情報収集している方や、英語勉強中という方には朗報ではないでしょうか。
今後の展開に期待です。
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2015/12/08
2015/07/03
Amazonプライム解説
Amazonプライムに加入することでKindleを4000円引きで購入できます。(キャンペーン終了)
Amazonプライムとは
年会費
3900円(税込み)
特典
当日お急ぎ便(通常360円)が無料で使い放題
毎月電子書籍が無料で1冊読める(対象はコミックを含む2万冊以上)
プライムビデオの利用が無料
Prime Musicの利用が無料
Kindleが4000円引きで買える!(期間限定)
無料体験
体験期間は1ヶ月間
体験期間がすぎると自動的にプライム会員に切替り
解約は簡単
このような内容のサービスです。
特に月1冊無料で電子書籍が読めるKindleオーナー ライブラリーはKindleオーナーには嬉しいですね。よく買い物をする人であれば、お急ぎ便無料だけですぐにもとが取れるかもしれません。一部商品はプライム会員価格で買えたりします。メリットたくさんですね。
Kindleにはキャンペーン情報表示のあるなし、Wifiのみ3Gつきと色々な種類がありますが、一番のおすすめはこちら。おすすめする詳しい理由は、以前書いたこちらの紹介記事をご覧ください。
Kindle購入に迷ったら、とりあえず「Paperwhite」を買うべし
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Apple Miusicよりもアナログレコード。逆ばりでライバルに差をつけよう
Apple Musicのサービスがはじまり定額聞き放題タイプの音楽サービスがにわかに盛り上がりをみせるなか、Amazonではひっそりとアナログレコード 対象商品3点で20%OFFセールが開催されています。
「最近のやつらはiTunesDJばかりでデジタルで暖かみがない。俺たちはアナログにCDJでいくべきだ」という若者の会話を聞いてずっこけた。という笑い話がありますが、正真正銘アナログ。
「Apple Music始めたんだよね」というアーリーアダプタ気取りの友人には、「ここのところアナログレコードに凝ってるんだよね」、これです。イケてる音楽を聴いてるアピールで差異を演出するよりもお手軽、簡単、確実。
「レコードで通アピールかよUzeeeee!」って顔をされた場合は「聞き放題サービスは7GB制限にすぐひっかかっちゃうって聞いたけど大丈夫なの?」と返しておけば完璧。
逆ばりでライバルに差をつけましょう。
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2015/06/30
読書向きなのはiPhoneよりもKindle?媒体と脳の関係
少し古いですが、トッパン・フォームズ株式会社からこんなプレスリリースが出ています。
なかでも、同じ情報であっても紙媒体(反射光)とディスプレー(透過光)では脳は全く違う反応を示し、特に脳内の情報を理解しようとする箇所(前頭前皮質)の反応は紙媒体の方が強く、ディスプレーよりも紙媒体の方が情報を理解させるのに優れていることや、DMは連続的に同じテーマで送った方が深く理解してもらえることなどが確認されました。
「紙媒体の方がディスプレーより理解できる」 ダイレクトメールに関する脳科学実験で確認
ひとことで言えば、「人間の脳には紙媒体が向いている」 ということになるでしょうか。
最近興味のある本の著者のトークイベントによく参加するのですが、どこに行っても人間の脳とコミュニケーション、人間の脳と認知というような話が出てきます。人間の脳は意外なほど原始人のままなので、思っているほど環境に適応できていない。例えばskypeや電話よりも対面のコミュニケーションのほうが、さらに言えば1対1よりも4-5人程度の小規模なグループでのコミュニケーションのほうが効率がよい(グループのほうが効率がよいのは、自分以外の相手に対するふるまいからも情報を入手できるため)。同じテキストでも、ページをめくるような動作や触れることによって記憶が強化される。といったようなはなしです。
透過光よりも反射光のほうが理解が高まるというのは、スマートフォンのkindleアプリからkindleに乗り換えるのに十分な理由になりそうです。
ちなみにですが、Kindleはeインクなので「紙媒体(反射光)」に分類されますよ。
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2015/02/09
2015/02/08 GACCOHでの雑談メモ
2015/02/08 友達の結婚式ついでにGACCOHへ遊びにいった時の雑談メモ。
話していた内容は、コロンブスさんのおすすめの本(ビジネス書・脳科学・行動経済学・進化人類学)の話、人間って残念ながら原始人のままだよねという話。あとは文化系トークラジオLifeに関するトピックや、前々日にゲンロンカフェで行われた大澤聡さんの対談の話とか。
GACCOHの部屋がきちんと片付いてるところとか、コーヒーやお茶が無限に出てくる感じとか、対面でじっくり会話できる雰囲気とか、そういうところがすごくいいなと遊びに行くたびに思うんですけど、それって割と長い時間を割いて話していた「人間の脳の仕組みと幸福」みたいな観点でみてもとても理にかなっているんですよね。
幸福論2.0みたいな話に興味はあるけど、行動経済学の本や脳の認知の癖とかポジティブ心理学とかそっち系統の本を読むのがあまり好きでない人は、柳瀬博一さん小林弘人さんの『インターネットが普及したら、ぼくたちが原始人に戻っちゃったわけ』を読めば、サックリ理解できると思うのでおすすめします。
もちろん「人間は原始人とそう変わらない」というのを前提にうまく環境や行動をデザインするみたいなことは実践するんですけど、テクノロジーと科学の進化で早く人間になりたいな、というのが正直なところです。
正味5時間くらいの滞在でしたが、とても有意義な時間でした。コロンブスさんやっぱすげーわ。おすすめをもらった『悪の読書術』もよかったです。来月大澤聡さんの『批評メディア論』の読書会をやるらしいので、そちらも参加したいと思います。
最後に、生春巻きと湯豆腐を振る舞ってもらってほんと美味しかったんですけど、味がどうこうとかでなくて予想外すぎてなんかすごい感動したんですよね。「おいしいパスタ作ったお前」じゃなくてこれからは湯豆腐の時代だなと思いました。
今回のハイライトは、『ピクサー流...
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