2013/12/15(Sun)、猫町倶楽部のイベントに始めて参加してきました。
「ウェブ社会のゆくえ」の読書会は何度かやっているんですけど、これまでは第二部の継承の話がメインになることが多かったのに対し、今回の猫町読書会では第一部の具体的な事例にフォーカスした話がメインだったのが興味深かったです。
ウェブ社会のゆくえは、「前提を共有していないのが前提」という状態が進んでいくなかでも「みんな違ってみんないい」では済ますことのできないものについて、どのようにして継承するか。という内容の本です。
そこまで大きな話に広げなくとも、普段のコミュニケーションの中でも同じ事が言えるでしょう。実際他の参加者と話をしてみると、ガラケー率が割と高かったり、TwitterもFacebookもアクティブに使ってないという人が多かったり、電脳コイル観てる人が1割以下だったりと、普段の接するのとは違うクラスタの人が集まっていました。
自分が相手に役立つ情報を持っていたとしても、限られた相手にしか通じない話し方しかできないのであればそれは知識を持たないのと同じ。前提を共有した仲間とハイコンテクストな議論をする事は大切ですが、それ以上にハイコンテクストからローコンテクストへの翻訳が大切だなと感じました。
猫町「ウェブ社会のゆくえ」読書会まとめ
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